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　ケソン市政府の男性職員（56）が23日夜、首都圏警察の犯罪捜査・摘発班によるおとり捜査で、事業立ち上げ支援を装った金銭要求と恐喝の容疑で逮捕された。被害にあったフィリピン系中国人実業家によると、男は金銭を要求するかわりに、ペットフード事業立ち上げに必要な倉庫の建築・営業許可、免責証明書などの認可取得を約束。2022年に計360万ペソを男の銀行口座に振り込んだが、必要書類は用意されず、今月15日にさらに170万ペソを要求され、通報したという。警察はおとり捜査で男と交渉し、ケソン市内の飲食店で70万ペソの小切手を手渡したところで逮捕した。（25日・テンポ）