甘味飲料税に雑貨店オーナーらが反対
[ 326字|2017.6.2|経済 (economy)|econoTREND ]
国会で審議中の税制改革法案で甘味飲料に対する物品税の引き上げが盛り込まれている問題で、全国のサリサリストア(雑貨店)や軽食堂のオーナーらが加盟する業界団体、フィリピン小売店軽食堂経営者組合(PASCO)はこのほど、粉末コーヒーや炭酸飲料などの小売価格が大幅に引き上げられるため、庶民への影響が大きいとして懸念を表明した。同法案が発効すると、「スリー・イン・ワン」と呼ばれる砂糖と粉ミルクの入った粉末コーヒーの価格が一袋現行の5ペソから8ペソに、清涼飲料水も1リットル当たり16ペソから25ペソにそれぞれ引き上げられる。サリサリストアの売り上げは1店舗当たり通常およそ1千ペソで、うち粉末コーヒーやジュースなどが3〜4割を占める。(1日・マラヤ電子版)