ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2012.7.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中東、ロシアへバナナ
ミンダナオ地方の小規模なバナナ生産者は、中国によるフィリピン産バナナの実質的な輸入規制の打撃を緩和するため、輸出先の拡大を模索しており、これまでにエジプト、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ、ウクライナ、ロシアとの商談がまとまった。
ダバオ市にある業界団体の代表によると、まず、ドバイへ2カ月以内にトラック100台分のバナナを第1回分として輸出する。続いて、商談がまとまったその他の国への輸出をスタートする。
業界団体の話では、中国が今年3月に比産バナナの検疫強化に乗り出してから、バナナ業界は毎週120万箱(1箱13・5キロ)、2億ペソの損害を受けており、少なくともその3分の2が小規模生産者分となっている。(9日、ビジネスワールド)