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5月14日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 295字|2012.5.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

バナナ業界に危機感

 ミンダナオ地方のバナナ業界は、西フィリピン海(南シナ海)のスカーボロ礁領有権をめぐる比中関係の悪化により、バナナの対中輸出が打撃を受けるのではないかと、危機感を強めている。

 比バナナ生産輸出業協会(PBGEA)のアンティグ会長によると、比産カベンディシュ種バナナの最大の輸出先である中国は検疫を強化しており、最近、バナナ船一隻が検疫を通らず、荷揚げができなかった。

 中国が比産バナナ輸入を禁止する動きはまだないが、同会長は「何が起きてもおかしくない。事態を注視している」と語った。

 中国は毎年、比が輸出するバナナ7500万箱の5割以上を輸入している。(7日、インクワイアラー)

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