ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2010.7.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
女性検事、危機一髪
東ミサミス州カガヤンデオロ市でこのほど、らつ腕の女性検事が男性2人組に襲われ、拉致されかけたが、激しく抵抗し、大声で助けを求め難を逃れた。この検事はイレーン・メソさん(34)で、子供を市内の学校に送って車に戻った際、2人組にいきなり襲われ、車に押し込められ拉致されそうになった。
メソ検事は殴打されながらも激しく抵抗、同時に大声を挙げた。この声を聞いて通行人たちが集まり始めた。2人組は「痴話げんか」を装おうとしたが、同検事が叫び続けたため、拉致を断念し自分たちの車で立ち去った。
地元警察は、メソ検事が麻薬密売、殺人事件などを担当していることから事件に絡んだ拉致未遂事件とみて捜査している。 (21日・サンスター)