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6月14日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 327字|2010.6.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

雨期入りで停電減少

 比気象庁はこのほど、フィリピンが雨期入りしたと宣言したが、これを喜んでいるのが、東ミサミス州カガヤンデオロ市をはじめとするミンダナオ地方の主要都市の住民。水不足から水力発電に支障が出て、その結果、計画停電が連日続いていたからだ。

 山間部を中心に既に雨天が続き、水力発電用ダムの水量が増えている。カガヤンデオロ市では乾期中、1日当たり5時間もあった停電時間が今では2〜3時間に短縮されているという。

 地元電力会社の関係者によると、現在の電力不足量は264メガワットと最悪時からかなり改善。水源のラナオ湖の水量が回復し始めており、このまま通年水準の雨量があれば、計画停電時間帯が徐々に減少すると予測している。(8日・ビジネスワールド)

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