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5月31日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 330字|2010.5.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

デング熱流行に注意喚起

 乾期には通常、発生がみられないデング熱が、イロイロ州で流行し、同州政府衛生部が注意を喚起している。同衛生部によると、今年1〜5月中旬までに、住民200人超がデング熱に感染した。

 同衛生部幹部は、「デング熱は通常、雨期に発生する。今年はエルニーニョ現象下、干ばつが続き、デング熱を媒介するネッタイシマカが発生する水たまりはないはず」と首をかしげている。

 しかも、患者のうち4人はデング熱発生が極めてまれな山間部で出ている。このため衛生部は住民たちが干ばつでの水不足を補うため、瓶などに水をため、そこにネッタイシマカが発生したとみている。同衛生部では体力的に弱い高齢者や幼児への感染に注意するよう呼び掛けている。(26日・ビジネスワールド)

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