ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2012.7.23|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
病院民営化に反対
ビサヤ地方西ネグロス州のアルフレド・マラニョン知事は19日、議会で審議中の国立病院民営化に道を開く法案に反対する意向を示した。知事は、病院が民営化されれば、貧困層は無償医療を受けられなくなると述べ、反対運動の先頭に立つ決意を表明した。
マラニョン知事によると、国立病院の民営化は結果的に、医療費の高騰につながり、貧困層が支払う医療費を減らそうとする努力をないがしろにしてしまう、と指摘した。知事はまた、西ネグロス州の包括的医療プログラムこそ、医療サービスの理想的なモデルだ、と強調した。
少なくとも8万5千家族、42万5千人が低コスト医療の恩恵を受けており、過去約2年間に、1万5038人が補助金を受けて入院した。(22日、インクワイアラー)