24年政府借入は23年比11%増へ 予算管理相が借入計画示す
[ 322字|2023.6.26|経済 (economy)|econoTREND ]
パンガンダマン予算管理相は2024年度政府予算案の策定に伴い、来年の政府借入計画を明らかにした。それによると、24年の政府借入は2兆4600億ペソと23年の同計画比で11.3%拡大する見込み。国内と国外からの借入先比率は8:2となっており、国内からの借入を強化する。23年度借入計画額である2兆2100億ペソのうち、4月末までにすでに1兆1000億ペソと全体の50%近くまで借入を実施済み。リサール商業銀行のマイケル・リカフォルト筆頭エコノミストは「来年には米連邦準備制度理事会も利下げに踏み切るとみられ、利下げとインフレ率低減に伴い、借入コストも下がるため政府にとり来年の借入拡大計画は良いタイミングだ」と評価している。(24日・スター)