NGCPの利益ほとんどが配当に
[ 297字|2023.5.26|経済 (economy)|econoTREND ]
23日に行われた上院エネルギー委員会の公聴会で、フィリピン全国送電会社(NGCP)の幹部が2014~15年、17、19年の利益のほとんどを株主配当に充てたと明かした。19年は203億ペソの利益のうち74%の150億ペソ、17年は同206億ペソの92%となる190億ペソ、15年は225億ペソの93%の210億ペソが配当に充てられた。14年は黒字額の220億ペソより多い240億ペソが配当されたという。上院議員からは利益のほとんどが配当に回され、開発に向けた投資には充てられていないのは問題だとの意見などが出た。同社には中国の国家電網公司が40%を出資し、大株主となっている。(24日・スター)