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農業統計局によると、今年１—９月期の漁獲高は前年同期比1.9％増の212万4,000トンだった。好天に恵まれたことなどが要因。特に、沿岸漁業に従事する自治体認可船（３トン未満）の漁獲高が同4.3％増の69万8,000トンと前年同期の1.6％のマイナス成長から大きく好転した。遠洋漁業を行う政府認可船（３トン以上）は同3.1％増の72万9,000トン。これに対して、養殖漁業は同0.7％減の69万7,000トンと落ち込んだ。パラワン島のノリ養殖場が台風の被害を受けたことや疫病による養殖エビの生産減などが主な理由とされる。