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食糧庁（ＮＦＡ）はこのほど、粗糖価格の下落を受けて、西ネグロス州にある地方事務所に対し政府買付費の一部として5,000万ペソの緊急支出を行った。これを財源に近く3,350トン分の粗糖を50キロ当たり750ペソで買い付ける予定。同州では10月半ば時点で、精製工場における国内消費用のＢクラスの粗糖価格が50キロあたり661ペソと下落。安定していた今年第１四半期の50キロあたり800ペソを大きく下回っている。精製業者らは、価格下落の原因として、安価な密輸品の流入を挙げている。