econoTREND
[ 227字|1998.9.10|社会 (society)|econoTREND ]
□個人消費支出が伸び悩み
統計調整委員会の発表によると、今年上半期の個人消費支出総額は前年同期比4.4%増の3,411億3,200万ペソだった。しかし、伸び率では同0.6ポイント減と落ち込んだ。理由として①9%を超える高インフレ率のため、食品など必需品の消費に歯止めがかかった②景気の低迷で必需品以外の商品に対する消費も減少した——などが挙げられている。消費内容は食品が全体の約5割を占めた。伸び率では交通・通信費が同7.1%増と最高。逆に最も低かったのはたばこで同1.4%増。