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　欧州の大手食用・日用品製造会社、ユニリーバは16日、東南アジア各国の通貨危機を考慮した上で、フィリピンを含む東南アジア各国への投資拡大の意向を示した。同社は通貨危機は短期的な投資を行う企業には打撃を与えたが、東南アジアの市場は依然、健全であるとし、長期的な投資を製造分野に限らず化学製品、包装、輸送、広告などの分野へも広げていくという。洗剤、石けん、香水などを扱うユニリーバ・フィリピン・リファイニングの親会社である同社は、フィリピンを東南アジアの中で最も魅力的な投資先と評価している。