アボイティス財閥のインフラ部門子会社、アボイティス・インフラキャピタルはこのほど、イロイロ市への原水供給事業提案について同市から原提案者資格(OPS)を得たことを明らかにした。同市に日量8600万リットルの原水を供給する官民連携事業で、5月15日にイロイロ市役所で正式に原提案者資格の付与を受ける式典が行われた。今後、スイスチャレンジ方式で対抗入札を受け付ける手続きに入るが、OPS資格を得ることは受注に一歩近づいたことになる。アボイティス・インフラキャピタルはその水道事業子会社、アポ・アグア・インフラストラクチャーを通じて、ダバオ市原水供給事業をダバオ水道局と共同で運営しており、日量3億リットル分の水道供給量に相当する原水を提供しているが、この原水供給事業は国内でも最大規模と言われている。(21日・インクワイアラ―)
アボイティスが原水事業提案者に
2025/5/23
経済