フィリピン漁業開発庁(PFDA)によると、今年3月単月の国内の主要漁港における水産物水揚げ量は4万3996トンで前月2月比22.5%増加した。水揚げ量が最大だったのはミンダナオのジェネラルサントス港で1万9251トンだったが、2月比では7.89%減少している。次いで首都圏ナボタス港が1万7909トンの水揚げ量を記録し、前月比97.2%増と大幅に増えた。しかし、前年同月の2万1064トンに比べると落ち込んでおり、これは北東季節風の影響による不漁だとしている。また、ビサヤ地方唯一の主要漁港であるイロイロ港の水揚げ量は2444トンで前月比25.6%増加した。さらに、ビコール地域の主要漁港であるブーラン港の水揚げは1747トンで同57.7%増加したほか、ルセナ港も1729トンで同6.85%増加した。一方、サンボアンガ港の水揚げは420トンで同48.1%減少したほか、ダバオ港は266トンで同2.89%増加している。(28日・マニラタイムズ)
国内漁港水揚げ量 3月は4.3万トン
2025/4/29
経済