貯蓄銀行大手のフィリピン・ビジネス・バンク(PBB)は2024年度決算を発表し、純益が18億ペソと23年と同じだったと明らかにした。純金利収入が67億ペソで前年比4.36%増加したほか、中核利益も34億ペソで同10.9%増加している。純貸付額は1283億ペソだった。融資事業などは順調だったが、地政学的影響によって株式運用などで多額の損失が出たことが収益に響いた。同行は拡大商業銀行の運営免許の取得を目指しており、昨年には金融技術能力を高めるために民間投資ファンドとの提携も模索し始めている。(18日・インクワイアラ―)
比ビジネス銀純益18億ペソ
2025/4/21
経済