3月3日から4日にかけてフレデリック・ゴー投資・経済担当大統領補佐官とロケ貿易産業相が日本で比への投資誘致を呼びかける講演会などを行った際、多くの日系企業の幹部らとも会合を持った。そのうちニデックとイビデン、住友商事を含む4社から拡張事業などに関する総額235億ペソの投資約束を受けたという。特にニデック社からは比における人型ロボット製造事業への参入に興味を持っていることが伝えられたという。また、住友商事からは比での再生可能エネルギー事業の拡張を検討していることが伝えられた。一方、カジュアルファッション専門店チェーンのアダストリアの幹部との会合では、同社はグローバルワークやローリーズファームという傘下ブランドチェーンを比に新たに進出させる計画を明らかにした。さらに、総合卸商社のエトワール海渡(東京都・中央区)も比のカピス貝やアバカ素材を使ったインテリア製品などの取扱いなど比産製品の輸出を強化する計画を伝えている。(9日・スター)
日系企業4社 計235億ペソ投資
2025/3/10
経済
