大規模太陽光事業 中国企業と契約
[ 378字|2024.12.4|経済 (economy)|econoTREND ]
マニラ電力(メラルコ)傘下の再生可能エネルギー会社SPニューエナジー(SPNEC)の子会社、テラソーラー・フィリピンはヌエバエシハ、ブラカン両州にまたがる大規模太陽光発電事業計画のうち、ヌエバエシハ州ガパン市とペニャランダ町などをカバーする東部開発地区(1505ヘクタール)における太陽光発電施設のEPC請負業者として中国のパワーチャイナと契約した。パワーチャイナは今後、ピーク時発電量1050メガワットの太陽光発電施設の設計や建設を請け負う。SPNECは今年11月にも中国の電力エンジニアリング大手エナジーチャイナと、西部開発地区における電力貯蔵事業の開発で提携している。テラソーラーは総発電量3500メガワットの太陽光発電事業と貯蔵容量4500メガワット時の電力貯蔵システムを建設し、2027年までに商業運転を開始する計画。(3日・インクワイアラ―)