9月インフレ率 2.4~2.8%に低下か
[ 338字|2024.10.1|経済 (economy)|econoTREND ]
バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ(BPI)のエコノミスト、ジュン・ネリ氏は、9月のインフレ率が2.4%に下がるとの見通しを示した。米や肉、野菜の価格低下やペソ高も後押しし、8月に記録した7カ月ぶりの低水準となる3.3%よりさらに下がるとみている。また、フィリピンナショナルバンクのエコノミストは2.8%と予測、食品や原油の価格低下が要因としている。セキュリティバンクのロバート・ロセス氏とユニオンバンクのルーベン・アスンシオン氏はそれぞれ2.5%および2.8%と予想。いずれも食品価格の低下を理由としている。一方、S&Pグローバル・レーティングスのビセント・コンティ氏は中央銀行が10~12月期に0.75%利下げする可能性があると指摘している。(9月30日・スター)