フィッチとシティの 24年成長率予測6%
[ 256字|2024.8.14|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピンの第2四半期(4~6月)国内総生産(GDP)伸び率は6.3%で前期の5.8%を上回ったが、米銀行大手シティの比担当エコノミストは、24年通年の成長率予測を6.1%から6.0%に下方修正した。GDPの3分の2を占める家計消費が伸びていないためで、コロナ禍前の水準が戻らない限り6%を超えるのは厳しいと分析している。格付け大手フィッチも、「第2四半期の成長率6.3%は、健全な経済が回復したというには十分ではなかった」として、通年の成長率予測を6.1%から6.0%に引き下げた。(13日・マニラタイムズ)