バタアン~カビテ連絡橋PPPによる民営化検討
[ 305字|2024.1.30|経済 (economy)|econoTREND ]
国家経済開発庁(NEDA)のバリサカン長官はバタアン、カビテ両州をマニラ湾を挟んで結ぶ連絡橋建設計画について、官民連携事業(PPP)形式で運営保守事業を民営化することを検討していると明らかにした。バタアン~カビテ連絡橋建設事業は32.15キロの世界有数の長さを誇る大橋建設になる予定で、建設費用のうち21億ドルの融資をアジア開発銀行が昨年12月に承認している。マルコス政権の旗艦インフラ事業の一つで、完成すればカビテ、バタアン両州の間の移動時間が現在の5時間から1時間半に短縮される。また、マニラ湾沿いにある唯一の特別経済区であるバタアン自由港地域への製造業の誘致が進むと期待されているる。(29日・スター)