セブパシが150機購入へ製造大手2社と交渉開始
[ 350字|2024.1.9|経済 (economy)|econoTREND ]
格安航空大手セブパシフィックのアレクサンダー・ラオ社長兼最高経営責任者(CEO)は、航空機製造大手のエアバスとボーイングと、最大150機の航空機購入に向けた交渉に入っていることを明らかにした。購入費用は180億ドル以上とみられており、一度の航空機調達契約としてはフィリピンとしては過去最大。契約がまとまり次第、年内にも調達を開始する計画で、前払い金も必要となってくる。セブパシは24年の支出額を23年の420億ペソから引き上げて500億ペソに設定しており、自前のキャッシュフローから納入前費用の一部を賄う意向だが、残りは国内外銀行からの借入で充当する。同社は24年末までに所有航空機数が92機に増えるが、うち20機はエンジン修理のため長期間運航できず、機体の手配が急務となっている。(6日・スター)