インドネシア再エネ事業へ出資拡大 ACEN
[ 370字|2023.12.18|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥傘下の再生可能エネルギー子会社、ACENはこのほど、インドネシアの再エネ発電企業バリト・リニューワブルズと提携し、インドネシアの南スラウェシなど3カ所にある風力発電3事業をUPCリニューワブル・アジアパシフィック・ホールディングスから完全買収することで合意した。ACEN側が49%を出資する。風力発電3事業は南スラウェシ、スカブミ、ロンボクの3州にあり、最大発電量合計は320メガワットになる。ACENとバリト・リニューワブルはやはり同国の西ジャワ州におけるサラック・ダラジャット地熱発電所(最大発電量663メガワット)も共同出資して運営している。インドネシアは2060年までに温室効果ガス排出量ゼロ達成を目標にしており、2025年までには電源構成における再エネ割合を23%にまで引き上げることを約束している。(16日・スター)