ウイ氏のカジノ企業買収に向け提案書提出
[ 394字|2022.5.13|経済 (economy)|econoTREND ]
実業家エンリケ・ラソン氏が所有するブルームベリー・リゾーツは11日、カジノリゾート企業PHリゾーツの買収に向けた提案書を提出したことを明らかにした。
実業家エンリケ・ラソン氏が所有するブルームベリー・リゾーツは11日、カジノリゾート企業PHリゾーツの買収に向けた提案書を提出したことを明らかにした。PHリゾーツは、セブ州ラプラプ市プンタエンガーニョで建設中の「エメラルドベイ・リゾートホテル&カジノ」とパンパンガ州クラークで計画している「ベースリゾートホテル&カジノ」の事業権益を所有している。ラプラプ市のエメラルドベイ・リゾートは2017年12月に建設が始まり、2023年に開業を目指している。一方、ベースリゾートホテルの建設については競合相手が多いとして昨年10月にウイ氏が開発事業を中断している。コロナ禍の長期化によりカジノリゾート開発事業が思い通り進まず、PHリゾーツは2020年と21年にいずれも1億5810万ペソと3億7630万ペソの損失を出していたほか、21年9月時点で74億ペソの債務超過となっていた。(12日・スター)