欧州向け化粧品輸出規制が強化
[ 289字|2019.6.25|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン輸出業者連合会の幹部によると、欧州連合が化粧品など化学製品の輸出業者に対する規制を強化したため、2019年の欧州向け化学製品輸出額は前年比5%増にとどまる見込み。欧州連合は現在、輸出業者に化学製品に関する国際認証の取得や、出荷6か月前の輸出登録を義務付けるなど規制を強化している。そのため小規模の輸出業者の間で欧州向けの輸出から手を引くケースが増えているという。口紅などの比産化粧品やエッセンシャルオイルの輸出は欧州と香港向けが主力だが、同連合会では、今後、国内販売を強化する必要があるとしている。2018年の化学製品輸出額は12億1000万ドル。(23日・スター)