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　実業家デニス・ウイ氏は現在、第３の通信事業者選定入札を目指し、上場企業のバルカン・インダストリアル＆マイニング社の買収交渉を進めている。バルカン社は書籍チェーン最大手ナショナルブックストアを経営するラモン一族所有企業で、ウイ氏側は買収後に通信事業に参入するための持株会社とする意向。一方でウイ氏は、全土に光ファイバーなど通信インフラ網を所有するコンバージICT社を所有しており、第３の通信事業者入札で落札できなかった場合でも、コンバージ社の通信インフラを受注企業に貸し出すことなどを計画しているという。（１日・インクワイアラー電子版）