スペイン政府が比インフラ事業向けODA検討、3億ドルまでを低利融資へ
[ 276字|2018.8.23|経済 (economy)|econoTREND ]
財務省によると、スペイン政府の政府開発援助を通じたフィリピンのインフラ事業などに向けた低利融資プログラムで両国政府が基本合意目指し協議を進めている。スペイン政府は総額3億ドルまでを融資するが、融資対象となるのはインフラやエネルギー事業に加え、通信や水処理、固定廃棄物処理や農業、食品や観光業と幅広い範囲になる予定。融資額がドル建ての場合は年利が1.15%で償還期限が20年だが、ユーロ建ての場合は年利が0.25%で償還期限35年とかなり有利な条件という。スペイン政府による比への融資事業はこれまで実施されたことがない。(20日・インクワイアラー電子版)