サンミゲル、ネラルウォーター事業から撤退
[ 268字|2017.9.20|経済 (economy)|econoTREND ]
国内複合企業大手のサンミゲル社のアン社長はこのほど、「Purewater」ブランドで知名度が高いペットボトル入りのミネラルウォーターの製造・販売事業から撤退することを明らかにした。今後は、同事業で培った浄水技術を使い、災害時などの浄水化サービスの提供などに限定する。同事業は利益率が高いものの、ペットボトルの製造・廃棄処理などが環境に負荷を与えることから事業からの撤退を決断した。同社は食品から発電や石油元売り、公共事業やインフラ事業など経営多角化を進めているが、持続可能なビジネスへの転換も独自に進めている。(18日・スター電子版)