独禁法違反取り締まり8月実施へ
[ 245字|2017.4.3|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン競争委員会のキンボ委員長は3月30日、2015年に施行された経済活動の公正な競争や取引を義務付ける共和国法第10667号に基づく違反行為取締りを8月9日から実施すると発表した。同法では市場の独占状況を利用した価格操作や競争相手を市場から追い出すための不合理な価格引き下げなどの行為を禁じている。有罪判決を受けた場合には、行政的制裁として1億〜2億5千万ペソの罰金のほか、刑事罰として2〜7年の禁固刑および2億5千万ペソ以下の罰金が科される。(3月31日・インクワイアラー電子版)