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　フィリンベスト・グループの金融部門で国内拡大商業銀行中堅のイーストウエスト銀行はこのほど、2016年度決算報告を行い、純益が34憶ペソで前年比70％増と大幅に拡大したと発表した。同行は13〜15年度までの3年間、純益が20億ペソで横ばいだったが、支店網を400店舗以上まで増やすなど経営拡大路線による収益改善効果がようやく数字に表れるようになってきた。同行は消費者ローンに力を入れており、平均貸出利回りと平均預金利回りの差を示す「預貸金利鞘」が16年度には4.9％と国内拡大商銀の中では最高水準を維持している。（３日・スタンダード電子版）