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　東南アジア諸国連合（アセアン）のオン・ケンヨン事務局長は21日、日本政府が域内諸国と２国間自由貿易協定（ＦＴＡ）を結ぶより、アセアンと地域的通商取り決めを行うことが望ましいと発言した。同局長は、日本が個別ＦＴＡを締結後、その内容をまとめてアセアンとの包括的な経済提携協定を結ぶ意向だが、アセアンとしては02年に合意した経済提携協定の締結を優先させたい意向であると述べた。一方、米国政府は25日にも、アセアンとの間で「通商・投資枠組み協約（ＴＩＦＡ）」に調印し、知的財産権の保護などビジネスの透明性向上を目指す。（24日・ブレティン）