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国内の金融関係筋によると、今年１—９月期に全国で銀行員4,729人が失業した。これは、1996—99年の４年間に職を失った行員のほぼ半数に当たるという。行員総数（15万人）に占める割合は３％に過ぎないが、関係者は、「年初以来、失業する行員の数がフィリピン金融史上、かつてない急激なペースで増加している」と警告している。これは、主として、昨年以降、バンク・オブ・ザ・フィリピンアイランズ（ＢＰＩ）がファー・イースト・バンクを、エクイタブル・バンクがＰＣＩバンクを合併吸収など、銀行の再編成が相次いだことによる。