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フィリピン預金保険機構（ＰＤＩＣ）が明らかにしたところによると、年初以来、経営が破たんしＰＤＩＣの監督下に置かれた農村銀行は全国で18行に上った。18行の預金高は総額10億ペソで、このうちの８億ペソはＰＤＩＣが支払いを負担する。預金高ベースでは、ブラカン州にあるルーラル・バンク・オブ・サンミゲルが４億ペソで最大。大半の銀行で架空の貸付金を計上するなどの不正が行われていたという。ＰＤＩＣは、1999年度には30の農村銀行を監督下に置いている。預金高は計９億ペソだった。