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[ 290字|2000.11.14|社会 (society)|econoTREND ]
□サンミゲルが25%増益
サンミゲル社は、今年1—9月期の連結決算で純利益が前年同期比25%増の50億ペソだったと発表した。ペソ安に伴う輸入原材料の値上がりなどで製造コストが跳ね上がったにもかかわらず、好業績を達成した。総収入は同16%増の638億ペソ。部門別では、主力の国内ビール部門の販売額が同5%増の214億ペソに増加した。同社のビールは、国内市場でのシェア(占有率)が90%を超えたという。海外ビール部門は過去最高の売上量を記録、グループ全体での収益増に大きく貢献した。そのほか、蒸留酒、ジュース、ボトルド・ウォーター部門のラ・トンデーニャ酒造会社が大幅な増益となるなど各部門がいずれも好調だった。