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[ 280字|2000.11.7|社会 (society)|econoTREND ]
□ビサヤ、ミンダナオの無灯村で太陽熱発電
英国系のBPソーラー社は、ギマラス、東サマール、南スリガオ、バシラン、スルーなどビサヤとミンダナオ両地方の7州で送電線網が敷設されていない400のバランガイ(最小行政単位)に太陽熱発電装置、計1,000ユニットを設置した。これは、政府が進める世界でも大規模な太陽熱発電装置設置計画「MSIP」の一環として行われ、自治省が設置費(2,900万ドル)の一部を負担、残りはオーストラリア政府が融資した。同社はこのほか、ダバオ市とパラワン島でも太陽熱発電装置を備えた電力自給自足型家屋の開発やパンパンガ州アラヤット町で太陽熱・軽油併用の発電施設の建設などを行っている。