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粉末ジュース、ゼリー菓子大手のシュガーランド社はこのほど、同社製品の主要原料に課せられている３％の関税を撤廃するよう関税委員会に要求した。関税撤廃を求めている輸入原料は脱脂粉乳、バターミルク、粉末ココア、濃縮粉末オレンジなど。提訴の理由として同社は、2003年に東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）加盟国間で０─５％の共通特恵関税が適用される前に免税措置を受けることで、ＡＳＥＡＮ市場での競争力を強化するのが狙い。また、同社が輸入している主要原材料は国内で生産されていないか、生産されていても質量ともに同社の需要を満たしていないという。同社は今年５月、サンミゲル社と傘下のラ・トンデーンヤ酒造会社に買収された。