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[ 294字|2000.11.2|社会 (society)|econoTREND ]
□PNCC株の最高応札価格が政府希望を大幅に下回る
政府は10月30日、保有する建設公社(PNCC)の株式80.1%を売却するため入札を実施した。応札した3グループのうち、韓国の製薬大手ドングA社とインドネシアのシトラ・グループ傘下のストラテジック・アライアンス・デベロップメント社(ストラデク)から成る企業連合体が12億2,800万ペソでの最高値を付けた。しかし、この額は、政府が設定した同公社の売却希望価格70億ペソを大幅に下回っている。同公社が総額386億ペソにも上る負債を抱えていることが要因という。これに対して政府は、同連合体を落札企業として承認するかどうかを検討中。アヤラ・ランド社などは入札参加資格を得ていたが応札を見送った。