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[ 254字|2000.9.16|社会 (society)|econoTREND ]
□豪、比産パイナップル輸入で病虫害検査開始
オーストラリア政府は、フィリピン産パイナップルの輸入解禁に向けて同品目に対する病虫害検査を開始した。豪州では現在、比産バナナを対象に同様の検査が行われている。両検査とも2年以内に終了する見通しで、検査の結果、豪州の基準が満たしたら、輸入を許可する方針。一方、フィリピン側は、豪州政府が両品目の輸入を認めない限り、同国産肉牛の輸入を引き続き制限する、としている。比政府は、豪州政府が市場開放を拒んでいると非難、制裁措置として今後5年間にわたり同国からの肉牛の輸入量を各年20%ずつ削減する方針を打ち出している。