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[ 262字|2000.8.31|社会 (society)|econoTREND ]
□比台湾間でセメントのダンピング訴訟合戦
台湾のセメント最大手、台湾セメント社(TCC)などで構成されている台湾セメント製造業者協会は、「アルソンズやアポ・セメントなどフィリピンのセメント各社がセメントを台湾市場でダンピング(不当廉売)している」と主張、訴訟に踏み切る方針。これに対して比側は、「台湾での比産セメントの低価格販売は、TCCがセメントを比市場でダンピングしていることへの対抗措置」などと反論、TCCを反ダンピング法違反で訴えている。比産セメントは本国でトン当たり50ドル、台湾では同52ドル、台湾産は本国同65ドル、比同20ドルで売られているという。