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[ 282字|2000.8.26|社会 (society)|econoTREND ]
□政府、イスラミック銀株売却のため再入札
政府は、保有するアル・アマーナ・イスラミック・インベストメント・バンク(イスラミック銀行)の株式95%のうち85%を売却するため、9月11日に再度、入札を実施する。売却益の見積額11億3,000万ペソは、資本金として同行に納められ国庫には納入しない予定。すでに、マレーシアやスイス、英国、および中東各国の投資家が関心を示しているという。同行は1973年にミンダナオ島のイスラム社会への融資を目的に資本金5,000万ペソで設立された。しかしその後、増資が行われなかったため経営不振に陥っている。前回(7月27日)の入札では、ミンダナオ紛争の影響で応札者がいなかった。