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[ 259字|2000.8.8|社会 (society)|econoTREND ]
□6月のホットマネー流入が激減
中央銀行によると、今年6月に国内に流入した投機的な短期資本(ホットマネー)は2億8,720万ドルで、前年同月に記録した11億2,000万ドルに比べ74.36%減と激減した。国外への流出は前年同月比75.49%減の2億6,720万ドル。その結果、純流入額は同35.06%減の2,000万ドルとなった。ホットマネーの流入が大幅に減少したのは、①金利下落により市場の魅力が薄れた②クローニー(政商)や汚職などの問題を抱える現政権に 対する不信感が高まった③ミンダナオ紛争の激化で政情不安が広まった——などが要因とされている。