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[ 239字|2000.8.1|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、マネーロンダリング防止で市中銀行に通達
マネーロンダリング(資金洗浄)の防止策で、中央銀行は不審な出入金を発見した市中銀行を対象に、入金者や額などの報告を義務づける方針。発見から報告までの期限は5日間で、遅れた場合は1日当たり1,250ペソの罰金を科すという。中銀はまた、①過去5年間の出入金記録の保管②資金洗浄を防止する上の具体策の提案——などを市中銀行に求めている。先進7カ国蔵相・中央銀行総裁会議(G7)の金融活動作業部会は先に、資金洗浄対策が不十分な国としてフィリピンやイスラエル、ドミニカなどを挙げていた。