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大蔵省のバナレス次官によると、改正証券法や一般銀行法などの成立に伴い、今年第４四半期までに日本の国際協力銀行（ＪＢＩＣ）、アジア開発銀行、世界銀行は総額10億ドルをフィリピン政府に融資する。ＪＢＩＣは世銀との協調融資で金融構造改革事業に２億ドル、国家電力公社の民営化を図る電力事業改革法の成立を待って、アジア開銀とＪＢＩＣはミンダナオ島とレイテ島での送電線事業や同公社発行の公債保証などに総額約８億ドルを融資する見通し。