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政府は、保有するフィリピン・ナショナル・バンク（ＰＮＢ）の株式（持ち株比率30％）売却で、今月19日に入札を実施すると発表した。政府は持ち株比率の減少を防ぐため、同行が新株を発行する前に保有株を売却したい考え。入札での１株当たりの底値は、現金決済の場合は85ペソ、18カ月の支払期間を設けた場合は100ペソに設定される。今回の入札には、銀行以外に個人やノンバンクの参加も認められている。政府は、６月９日に入札を予定していたが、事前に入札参加資格を獲得したのが１社にとどまったため実施できなかった。