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[ 262字|2000.7.4|社会 (society)|econoTREND ]
□対外債務が524億ドルに増加
中央銀行は、今年3月末現在の中銀が承認した対外債務の累計が524億1,500万ドルに上ったと発表した。1999年末レベルに比べ2億500万ドル増加した。ペソの対ドルレートが、フィリピン外国為替市場でペソ安ドル高に転じたための利子負担の増大が主因。通貨別では、全体の54%がドル建て債務、27%は円建てとなっている。短期債務(返済期間1年以内)は全体の11%だった。4月に13億ドルの融資が供与されたのに加え、海外からさらなる借り入れを政府が予定していることから、今年1年間で対外債務は20億ドル規模増大すると中銀はみている。