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[ 236字|2000.7.4|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、市中銀行からのドル建て借入検討
国際市場での国債発行が金利上昇に伴い困難になっているため、中央銀行は代替措置として、市中銀行のドル建て預金からの借り入れを検討している。現在、市中銀行のドル建て貸出利子が国債に比べ低利となっているのが理由で、金利負担の削減が狙い。中銀は、市中銀行が総額160億ペソ相当のドル建て預金を保有しているにもかかわらず、実際に貸し出しているのは70億ペソ相当に過ぎないと指摘。政府が借り入れることで各行の貸出金融資産が増加、収益性も向上するとしている。(3日・ビジネスワールド)