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労働雇用省（ＤＯＬＥ）はこのほど、電子部品製造のミツミ・フィリピン社（バタアン州）で発生した労働争議を調停、同社経営陣に対し今後３年間で１日当たりの賃金を計72ペソ引き上げるように指示した。同社の労働組合（組合員数2,300人）は今年４月、１日当たり86ペソの賃上げなど各種労働条件の改善を要求し、中央調停仲裁委員会にスト入りを届け出ていた。同省はまた、組合側が同省の妥協案を受け入れて、労働争議の早期解決に協力したとして組合員１人当たり1,000ペソの特別手当を支給するよう、経営陣に命じた。