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中央銀行が29日、明らかにしたところによると、今年３月半ば現在の総外貨準備高は160億ドルだった。２月末レベルに比べ14億1,000万ドル増加し、過去最高となった。今回の増加は、主として、①政府が３月上旬に国際市場で16億ドル相当の国債を発行した②ＮＴＴコミュニケーションズがフィリピン長距離電話会社（ＰＬＤＴ）の株式を購入、事業提供を結んだことやカナダ系の生命保険大手サン・ライフ社が比証券取引所で株式を公開、上場を果たすなど外国企業による直接投資が増加した——ため。中銀は、2000年末の目標総外貨準備高を174億ドルに設定している。