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[ 234字|2000.3.7|社会 (society)|econoTREND ]
□比シェル、設備投資予算を削減か
石油元売り2位のピリピナス・シェルは、2000年度予算に計上していた10億ペソの設備投資費を削減する方針。原油輸入価格の高騰にもかかわらず、石油製品の値上げを最小限にとどめた結果、収支が大幅に悪化したことが要因。このため、予定されていた設備投資のうち、大気汚染防止法をクリアするための石油精製施設の改良など最優先事項を除いては、来年度以降に持ち越される可能性がある。同社は先に、今年1—2月期の収支決算が2億ペソの赤字に転落したと発表している。(6日・ブリティン)